香港＆名古屋旅行へ行ってきた①　～渡航への思い～

今月中旬、家族で香港＆名古屋旅行へ行ってきたので、その記録です。

渡航を決めた理由。
香港へ行ってみて思ったこと。
出発前・滞在中に参考にしたサイト

渡航を決めた理由。

６月頃から香港国内にて条例改正案に反対する運動が起こり、私もニュースで香港でデモが起こっていることは知っていました。

徐々にその規模が拡大してきた中での今回の旅行だったため、私も実際本当に渡航していいものかとても悩みました。

香港旅行決行を決めた理由としては、、、

外務省の海外安全ホームページを常にチェックし、ずっと渡航注意・禁止勧告などが出なかったこと（現在は渡航注意勧告が出ています。勧告が出たのは、我が家がちょうど日本に帰国した日のことでした。）
現地在住日本人の方々のツイッターやブログで現在の香港のリアルな様子やデモが行われる場所などを確認、その時点では週末のみ、更には警察で許可が下りたデモのみで、現場に近づかなければ問題ないとのことだったこと（私が読んでいたブロガーさんもいつも通りの日常生活を送られていると書かれていました）
訪問先はディズニーランドがメインで中心地からは離れた立地である

、、、などの理由です。主人と相談して決めました。

香港へ行ってみて思ったこと。

今回、この時期の渡航、しかも子連れで行ったことは賛否両論あると思いますが、私は行ってきて良かったと思っています。結果的に何事もなく帰ってくることが出来たから、、、と言われてしまえばそうかもしれませんが、市民の方々が基本的に非暴力的に平和にデモを行おうと考えていることは、現地の方々のツイッターやブログはもちろん、実際の現地の街の中のリアルな空気を感じて理解することが出来ました。

日本ではとても怖い場面しか報道されず、実際私達が滞在中も家族や友人から現在の情勢を心配するLINEなども届いていましたが、私たちは1度も身の危険を感じることもなく、とても穏やかに楽しい旅をすることが出来ました。

もし、暴動などが起こっている場面を見ただけで多くの日本人に香港は怖い国だと思われてしまうのは、とても悲しいです。私は政治的に難しいことはよく分かりません。でも実際に地下鉄でデモに参加したと思われる人たちと乗り合わせたこともありましたが、全く怖い雰囲気はありませんでした。現地の方々はとても明るく、ホテルの人も空港の人もお店で隣り合わせになった人も、言葉のつたない私たちにとても親切にしてくれました。

今回は到着日出発日合わせて４日間、うち２日間はディズニーランドメインだったのでほとんど観光が出来ませんでしたが、とても好きだなぁ、またいつか必ず来たいなぁ！と思わせてくれた、素敵な国でした！

正直今の情勢での渡航は難しいかもしれません。常に新しい情報をキャッチし危険を回避しつつ旅行することは不可能ではないけれど、予告されているデモや集会以外にも突発的に、まさかここで！というところでも何かが起こってしまうかもしれないことが、残念ながら私たちが香港に滞在していた頃よりもさらに容易に想像出来るようになってしまいました。

今しばらくは混乱の時期は続くかもしれませんが、いつかまた、平和な香港が戻ってくることを願ってやみません。またいつか再び香港に訪れることが出来る日をゆっくり待ちたいと思います。

出発前・滞在中に参考にしたサイト

今回ほどインターネットが使える時代で良かったと思った旅行はなかったかもしれません。昔のようにガイドブックを片手に歩き回っていた頃だったら、今回のように渡航出来ていなかったのかも。

外では現地SIM、ホテルではWi－Fiを利用して常に現状の情報収集をしていました。

外務省　海外安全ホームページ

www.anzen.mofa.go.jp

渡航情報、領事館からのメッセージなどが掲載されていました。主に出発前に、特に渡航勧告が出ていないか、何か特別なメッセージが出ていないかなどよくチェックしていました。

ANA　国際線運行状況案内

www.ana.co.jp

滞在中、一時香港空港が全便欠航になったりしたので、それ以降日本行きのフライトに関する運行情報はこまめにチェックしていました。

現地在住の日本人の方々のツイッターやブログ

本日デモ行進は中止されましたが、午後香港島はできる限り近づかない方がいいかと思います。香港警察からお知らせが来ていました。香港島のホテルの方は早めにホテルに戻りましょう。

また本日13時半から西營盤の駅は止まらないのでご注意を。(西營盤は中国関係の建物があるため) pic.twitter.com/DwLGjCWJCD
— AYA (@ayanohk) August 31, 2019